トップページ > コラム一覧 > 咳が止まらないのはなぜ?考えられる原因と受診の目安

咳が止まらない原因と考えられる病気

咳をする男性

咳が長く続くと、「なぜ咳が止まらないのか」「かぜ以外の病気が関係しているのか」と不安になる方も多いのではないでしょうか。かぜの治りかけだけでなく、気管支や肺、アレルギーなどが関係していることもあります。

原因によって必要な対応が変わるため、まずは考えられる病気を知っておくことが大切です。


かぜ・気管支炎などの感染症

かぜをひいた後に、熱や鼻水は落ち着いたのに咳だけが残ることがあります。
また、気管支に炎症が起こる気管支炎では、咳や痰が長引きやすくなります。
咳が続く期間や痰の状態によっては、かぜ以外の感染症が関係していることもあります。


咳喘息・気管支喘息

咳喘息は、ゼーゼー・ヒューヒューとした音が目立たず、咳だけが長く続くことがある病気です。
夜間や明け方、冷たい空気を吸った時、会話や運動の後に咳が出やすくなることがあります。
気管支喘息の場合は、咳に加えて息苦しさや胸の違和感を伴うこともあります。

アレルギーによる咳

花粉、ほこり、ダニ、ペットの毛などが刺激となり、咳が続くことがあります。
鼻水や鼻づまり、のどの違和感を伴う場合は、アレルギー性鼻炎などが関係していることもあります。
季節や部屋の環境によって咳が出やすい場合は、アレルギーの影響も考えられます。


胃酸の逆流による咳

胃酸が食道やのどの方へ逆流すると、のどが刺激されて咳が出ることがあります。
胸やけ、酸っぱいものが上がってくる感じ、食後や横になった時に咳が出る場合は、胃酸の逆流が関係していることがあります。
かぜの症状がないのに咳だけが続く場合、呼吸器以外の原因も考える必要があります。



肺炎など注意が必要な病気

咳が続く原因の中には、肺炎など注意が必要な病気が隠れていることもあります。
発熱、強いだるさ、息苦しさ、痰の増加などを伴う場合は、肺や気管支に炎症が起きている可能性があります。
見た目だけでは原因を判断しにくいため、症状の経過を確認することが大切です。


熱なし・夜間・長引く咳で考えられること

マスクをした女性

熱がない場合でも、咳が続く背景には気管支の炎症やアレルギー、咳喘息などが関係していることがあります。
咳が出るタイミングや痰の有無によって、考えられる原因が異なります。


熱はないのに咳が続く

熱がなくても、かぜの後に気管支が敏感になっていたり、咳喘息やアレルギーが関係していたりすることがあります。そのままにしていると咳が長引き、睡眠不足や体力の消耗につながることがあります。


夜や明け方に咳が出る

夜や明け方に咳が出やすい場合、気管支が刺激に敏感になっていることや、咳喘息・気管支喘息が関係していることがあります。眠れない状態が続くと、日中の集中力低下や疲労感につながることがあります。


3週間以上咳が続く

咳が3週間以上続く場合、かぜだけでなく、咳喘息、アレルギー、胃酸の逆流などが原因になっていることがあります。原因が分からないまま過ごしていると、症状が慢性化し、生活に支障が出やすくなります。


痰が絡む咳が続く

痰が絡む咳は、気管支炎や肺の炎症、鼻水がのどに流れる後鼻漏などが関係していることがあります。
痰が増えたり色が濃くなったりする場合は、炎症が続いている可能性があります。


咳が止まらないときの受診の目安

カウンセリング

咳が長引いている場合や、咳以外の症状を伴う場合は、原因を確認するためにも受診をご検討ください。

特に以下のような症状がある場合は、早めにご相談ください。

  • 咳が1〜2週間以上続いている
  • 熱はないのに咳だけが長引いている
  • 夜眠れないほど咳が出る
  • 息苦しさや胸の痛みがある
  • 痰が増えている、黄色や緑色の痰が出る
  • 血が混じった痰が出る
  • 市販薬を使っても改善しない
  • 咳を繰り返している
  • 高齢の方や基礎疾患がある方で咳が続いている


咳が止まらないときに自宅でできる対処法

咳が続くときは、のどや気管支への刺激を減らし、体を休めることが大切です。

部屋の乾燥を防ぐ

空気が乾燥すると、のどや気管支が刺激を受けて咳が出やすくなります。
加湿器を使ったり、濡れたタオルを室内に干したりして、部屋の湿度を保ちましょう。


水分をこまめにとる

水分をとることで、のどの乾燥を防ぎ、痰が絡む咳も出しやすくなります。
一度にたくさん飲むのではなく、水や白湯などを少しずつこまめにとることが大切です。


たばこやほこりを避ける

たばこの煙やほこり、強い香りは、のどや気管支を刺激して咳を悪化させることがあります。
室内の換気や掃除を行い、できるだけ刺激の少ない環境で過ごしましょう。

体を休める

咳が続いているときは、体力を消耗しやすく、回復にも時間がかかることがあります。
無理に活動せず、睡眠や休息をしっかりとり、体を回復させることを意識しましょう。


当院で行う咳の診察と検査

カウンセリング

当院では、咳の続いている期間や症状の出方を丁寧に確認し、必要に応じて検査やお薬の処方を行います。

症状や生活背景を確認します

咳がいつから続いているのか、熱や痰の有無、夜間や明け方に悪化するかなどを確認します。また、生活環境、喫煙の有無、アレルギー、持病、服用中のお薬なども伺います。

咳の原因は一つとは限らないため、症状の経過や背景を踏まえて考えていきます。


必要に応じて検査を行います

症状に応じて、レントゲン検査や血液検査などを行い、肺や体の状態を確認します。必要な場合はCT検査なども検討し、肺炎や気管支の炎症などが隠れていないか調べます。

検査が必要かどうかも診察で判断しますので、不安なことがあれば遠慮なくお伝えください。


症状に合わせてお薬を処方します

診察や検査の結果をもとに、咳や痰、炎症、アレルギーなどの状態に合わせてお薬を処方します。咳止めだけでなく、原因に応じて痰を出しやすくする薬や、気管支の炎症を抑える薬を使うこともあります。

お薬の使い方や注意点も分かりやすくお伝えし、安心して治療を続けられるようにします。


専門的な対応が必要な場合は連携します

診察や検査の結果、より詳しい検査や専門的な治療が必要と判断した場合は、連携する医療機関をご紹介します。患者さんの状態に合わせて、必要な医療につなげることを大切にしています。

咳が長引いて不安な方も、まずは原因を確認するきっかけとしてご相談ください。


横手市で咳が止まらない方は細谷内科医院へご相談ください

咳が止まらない原因は、かぜや気管支炎だけでなく、咳喘息やアレルギー、肺炎などさまざまです。熱がない場合でも、咳が長引く・夜に悪化する・痰が絡むなどの症状が続く場合は、原因を確認することが大切です。

横手市で咳が止まらない症状にお困りの方は、細谷内科医院へご相談ください。


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